PVSEC-35でPoster Awardを受賞しました。

1110日~15日に静岡県沼津市で開催された35th International Photovoltaic Science and Engineering Conference (PVSEC-35)にて、山崎 花恵 科学技術振興研究員の発表”Fabrication of perovskite/silicon tandem photovoltaic modules using silicone encapsulants“がPoster Awardを受賞しました。次世代高効率太陽電池として世界的に注目を集めているペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池の長寿命化に資する基盤技術開発に関わる内容であり、東芝エネルギーシステムズ株式会社、信越化学工業株式会社と共同で発表しました。この発表には本間 宙生 研究員、後藤 和泰 准教授、増田 淳 教授が共著になっています。この研究は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構からの委託によるものです。

また、博士前期課程学生の伊藤 一麿 氏、増田 淳 教授が共著の発表”Degradation analysis of 38-year-old PV modules under the weather conditions of Sana’a -Yemen”もPoster Awardを受賞しました。中東地域に38年間曝露された太陽電池の劣化要因に関する内容であり、Yemen Standardization, Metrology and Quality Control OrganizationSana’a University、大阪大学、東洋アルミニウム株式会社と共同で発表しました。本学は太陽電池用封止材の劣化現象を解析しました。

さらに、増田 淳 教授が共著の発表”Annual degradation rates of five PV technologies over 12.5 years in Japan“もPoster Awardを受賞しました。国内で12.5年間曝露された5種類の太陽電池の劣化挙動を比較したものであり、一般財団法人電力中央研究所、国立研究開発法人産業技術総合研究所と共同で発表しました。本学は各種太陽電池の劣化要因の考察で貢献しています。この研究は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構からの委託によるものです。

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